剣道修練の心構え

剣道修練の心構え

剣道の理念に即した正しい剣道というものは、指導者の教えを守り、真剣になって打突の仕方等を学び、 心と身体を稽古で練り磨き、心身から湧き出る盛んな気力を養い、剣道の特性、即ち、身体的発達、精神的発達、社会的発達を通じて他人に対して礼儀と節度をもって当たり、信用と義理を欠くことなく、誠心誠意尽くして接し、常に自分を鍛錬し人格形成に努め、自分を育ててくれた国や社会に感謝し、それらを大切に(愛し)、心を広く豊に持ち、人類がすべて戦争のない平和と、貧困のない繁栄とを等しく享受できるよう我々は努力し貢献するものでなければならない。