剣道には色々な稽古があります。
当教室ではその都度、適切な稽古を組み合わせて行います。
稽古始め
座礼、黙想、誓いの言葉唱和などで稽古を開始します。
正面・先生・お互いに「お願いします!」
剣道の伝統である恒例の「雑巾がけ」もしっかり行います。
準備運動
怪我の防止のため、しっかり準備運動しましょう。
屈伸や伸脚、首、肩、手首、足首、アキレス腱などのストレッチなどがあります。
素振り
剣道の基本中の基本である素振りを行います。
素振りには上下大素振り、正面打ち、左右面、前進後退面、片手素振り、跳躍素振りなど、数々のバリエーションがあります。
これでしっかり体と肩を温めましょう。
基礎稽古
防具をつけて2人一組で、剣道の基本的な技を練習します。
切り返し、打ち込み技、二段打ち、体当たり技、相打ち技、応用技など、数多くの技と稽古方法があります。
打ち込み稽古
打ち込み稽古とは上級者(元立ち)と下級者(掛かり手)が一組で行います。
上級者がわざと隙を見せ、そこを下級者が打ち込むという稽古です。
下級者は隙を見つけたら積極的に打ち込みましょう。
掛かり稽古
掛かり稽古とは、下級者が上級者に「かかっていく」稽古です。
打ち込み稽古と似ていますが、掛かり稽古では上級者が「気合の入っていない技は打たせない」点が違います。
下級者はより一層の気合をこめて激しく的確に打ち込みましょう。
地稽古
地稽古は上級者・下級者の区別をせずに、完全に互角な稽古をするもので、互角稽古ともいいます。
今までの稽古で身につけた技と気力を全部出しましょう。
基本的に「15秒x5回」などの短時間で、次々に相手を変えて行います。
短時間なので積極的に打っていきましょう。
試合稽古
審判を立てて試合形式で稽古を行います。
当然、剣道の試合ルールに従ってお互いに戦います。
大会だと思って全力で戦いましょう!
日本剣道形
日本剣道形の稽古を行います。
これは剣道1級以降の審査で必要です。
基本的に打ち太刀・仕太刀の両方を1~3本目までを練習します。
4本目以降をやる場合もあります。
木刀による剣道基本技稽古法
日本剣道形よりも基本的な木刀による基本稽古です。
これは剣道3級以降の審査で必要です。
元立ち・掛り手の両方を全9本を練習します。
整理運動
柔軟、屈伸、深呼吸など、運動後の整理運動をしっかりすることによって体のケアをしましょう。
稽古終わり
座礼、黙想で稽古を終了します。
正面・先生・お互いに「ありがとうございました!」